3月23日東京管区気象台は「桜の開花」を発表 花見は「別バラ族」「部ランチ花見」
●3月23日
23日、東京管区気象台は「桜(ソメイヨシノ)の開花」を発表しました。
平年より3日早く、昨年より2日早い。
関東ではトップの開花です。
東京都心で桜が開花 平年より3日早く
気象庁は23日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より3日早く、昨年より2日早かった。
23日午前11時ごろ、開花を観測している靖国神社(東京・千代田)の標本木で5、6輪以上咲いているのを、同庁職員が確認した。約1週間で満開になる見込み。
東京都心では3月中旬に平年を上回る暖かい日が続き、開花がやや早まったとみられる。
※「サクラの開花日」とは、標本木で5~6輪の花が咲いた状態となった最初の日をいいます。
なお、本日、
岐阜でもソメイヨシノの開花が観測されています。
(平年より3日早く、昨年より1日早い)
桜は、一般的に咲き始めてから1週間程度で、満開を迎えます。
東京では3月31日に満開になる予想です。
(3月20日の時点での予想)
開花から10日間くらいは、強い風や雨でも散ることはなく、
美しい花を楽しむことができるでしょう。
■花より団子のトレンディスタイル
お花見の参加にあたっては、76.5%の人が花よりも“団子(食事)”を重視する傾向に。また、お花見といえば桜の木の下でお酒や食事を楽しむスタイルが定石ですが、今年は「屋外での花見を短縮し、室内の飲食店で宴会」を希望する人も20.9%いたとか。
「桜は見るけど、宴会は屋内」という“別バラ派”も出現しているそう。桜のシーズンはまだまだ肌寒い日も多いですから、花見は花を見るだけで、その後飲食店で落ち着いて交流するというのもいいかもしれませんね。
屋外でのお花見は場所取りや気温などがネックになるので、こうした“別バラ族”はある意味賢い選択と言えるかもしれません。
会社の休み時間も有効活用?“部ランチ花見”にも注目
さらに、「会社でお花見を兼ねたランチをしたことがある/したいと思いますか」と尋ねたところ約60%の人が「ある/したいと思う」と回答したそう。桜の見頃が必ずしも休日と重なるとは限らず、天候によっては仕事がある平日もお花見チャンス。会社の近くに桜の名所がある人は、部内の交流を兼ねて“部ランチ花見”を計画してみては?
■鹿児島の桜、日本一早い開花
開花が発表された鹿児島地方気象台のソメイヨシノ標本木=21日、鹿児島市東郡元町
鹿児島地方気象台は21日、鹿児島市の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。全国で最も早い開花で、平年より5日早く、昨年より1日遅い。
■桜開花宣言
●3月21日
鹿児島、熊本、名古屋で開花宣言が行われました。
●3月22日
午後6時までに6県で桜が開花しました。
静岡、高知、福岡、佐賀、長崎、宮崎の6県です。
各地の桜開花の平年差、そして前年との差、
桜開花が確認された時間、きょうの最高気温は以下の通りです。
福岡:平年より1日早く、昨年より3日遅い
【午前9時過ぎ】 最高気温:18度4分
静岡:平年より3日早く、昨年より2日早い
【午前9時30分頃】 最高気温:18度8分
高知:平年と同じで、昨年より4日遅い
【午後3時前】 最高気温:20度3分
長崎:平年より2日早く、昨年より2日遅い
【午後3時前】 最高気温:17度5分
宮崎:平年より2日早く、昨年より3日遅い
【午後3時ごろ】 最高気温:23度8分(今年最高)
佐賀:平年より2日早く、昨年より3日遅い
【午後4時ごろ】 最高気温:19度8分