笑う門には福来るor笑っても笑っても来る貧乏神
☆彡笑う門には福来る
苦笑い、作り笑い、忍び笑い、高笑い、泣き笑い、嘲笑、冷笑…など笑にはいろいろある。
「笑う門には福来る」ということわざがある。この笑いは楽しい笑い、にこやかな笑いだ。
笑の声がする家には幸運、幸福がやってくるというのがこのことわざの意味。
逆に「笑っても笑っても来る貧乏神」という川柳がある。
笑えば、福の神が来るはずなのに逆に貧乏神が来てしまう。それもまた真実かもね。
俳諧書「毛吹草(けふきぐさ)」(正保二年・1645)には「笑う所へ福来る」と期されている。
「笑いは人の薬」ともいう。笑うと心が晴れて、また健康にもよい。
「笑って損した者なし」、いつも笑顔で接していると、損することはない。笑うことができるのは人間だけである。
以上は北嶋廣敏(きたじまひろとし)著 日本人の「縁起」と「ジンクス」より一部抜粋&加筆