言葉の力歳月記

話題の言葉、心に残る言葉・名言・名句・名台詞・俳句・短歌・詩、新語などを季節とともに学びながらお知らせしています。

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神様でない人間はどんなに立派な人でも間違うことがある 渡辺和子

12月16日 自分は弱くてもいいけれど、 他人はみんな強くて、笑顔で、間違いのない人であるべきだという考え違えをすることがあります。 神様でない人間はどんなに立派な人でも間違うことがあり、 時には魔がさして、びっくりするようなことをすることがある…

人間にとって大切なのは、信念で生きる事です。渡辺和子

12月15日 人間にとって大切なのは、信念で生きる事であって、 していけないことはどんな時でにもしない。 一人であろうと集団であろうと、するべきことはみんながしなくても私はする。 そういう信念なのだといえます。 人間としてどう生きるか 作者: 渡辺和…

雑用はそれに愛が込められた時、尊くも意味ある仕事になる 渡辺和子

12月14日 皿並べのような単調な作業も、台所でジャガイモの皮をむくこと。 お手洗いの掃除といった"雑用"も、それに愛が込められた時、 尊くも意味ある仕事になるということである。 この世の中に、雑用という用はないのであって、 私たちが用を雑にした時に…

感情をある程度適当に、処理しておさめることができるのが大人というものです。

12月13日 いつまでも腹を立てていない。 いつまでも悲しんでいない。 いつまでも喜び躍って、笑い転げていない。 ある程度適当に、処理しておさめることができる。 それが大人というものです。 人間としてどう生きるか 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: PHP…

優しい人になるのも、意地悪な人になるのも、 自分がなるのであって、人がするのではないのです。渡辺和子

12月12日 確かに親切な人々に囲まれていたら、自分も心優しくなりやすいし、 意地悪な人々に囲まれていたら、自分の心はすさんでくる可能性が多分にあります。 でも結局、優しい人になるのも、意地悪な人になるのも、 自分がなるのであって、人がするのでは…

私は私しか生きられない一生を、私らしく生きることが一番大切 渡辺和子

12月11日 私は私しか生きられない一生を、私らしく生きることが一番大切なことなのです。 もちろん、私らしく生きるために、他人という鏡が必要だし、 他人からいろいろ啓発されたり、時には軽蔑されたりすることがありますけれども、 私は私なんだという、…

問題が起きたとき「最善の手が打てないとしたら、次善のことは何だろうか」。と考えよ 渡辺和子

12月10日 問題が起きたときに、取り乱してしまわないで、「今一番すべきことは何だろうか」と考えるのです。 最善の手が打てないとしたら、次善のことは何だろうか。 二番目にいいこともできないとすれば、その次にどうしたら一番いいだろうかと。 人間とし…

当たり前をありがたいと取る、そういう心を持つことが大事 渡辺和子

12月9日 輝くものばかりを追い求めていると、その生活は貧しいものになってしまいます。 そうではなく、すべてを自分にとって意味あるものにしていく。 当たり前を輝かして生きていく。 感動することを忘れないで生きていく。 当たり前をありがたいと取る、…

愛することと、好きとは違う。愛は意志的、人格的なもの 渡辺和子

12月8日 愛することと、好きとは違います。 好きでなくても愛せる。 それほど意志的なものだということ。 それほど人格的なものだということです。 感情的、生理的には、嫌いな人に対しても、 人格的・意志的にはその方の幸せを幸せを願うことができるとい…

私たちは二度と同じ人生を送ることはない。渡辺和子

12月7日 私たちの毎日毎日は後戻りすることができない。 だから、二度と同じ人生を送ることはない。 やり直しのきかない人生だという感覚で生きることが大事なのです。 人間としてどう生きるか 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2003/02 …

心に欲求不満があるとゆがんで物が見えなくなる 渡辺和子

12月6日 心に欲求不満があると、すべてのものがそれに移されてしまって、 ゆがんでしかも物が見えなくなることがあります。 私たちも時に自分が色眼鏡をかけてしか人を見ていないのではないか、 人が悪いのではなくて自分が悪いのでないか尋ねないといけない…

ボランティアで問われるのは相手の幸せを心から願っているか 渡辺和子

11月5日 ボランティアというと、いつも何かをするということが中心になりがちだけれども、 本当に問われるのは、「私」自身の心なのだと思う。 誰彼の区別なく、優しくできる自分なのか、そして「自己満足」でなく、 相手の幸せを心から願っているか、が問わ…

子供と自分との間に徐々に広がってゆく距離に堪えることこそ真の親の愛であろう。渡辺和子

12月4日 親は、子供をもっと抱いていたい気持ちと戦って、適当な時機、 一人歩きさせることに耐えねばならない。 所有物としてではなく、一人格である、「他者」としての子供を認め、 自分との間に徐々に広がってゆく距離に堪えることこそ真の親の愛であろう…

神の似姿らしくらしく生きなくていいのか 渡辺和子

12月3日 時々立ち止まって、他の命を奪って生きている自分は、本当にそれでいいのかと考えないといけない。 他のものの命を、ありがとうと言っていただいているだろうか。 そして、そのような犠牲の上に立って保持している命をもっと本当に人間らしく、 神の…

愛を込める新しい生き方 渡辺和子

12月2日 一生の終わりに、"残る時間"、無駄に過ごされなかった時間を多く残すためには、 小さいことに愛を込め、意味あるものとしていかなくてはならない。 それこそが"新しい"生き方なのである。 愛をこめて生きる―“今”との出逢いをたいせつに (PHP文庫) 作…

自分は唯一無二の存在であるので一瞬一瞬を精一杯生きるべきである。 

12月1日 私という人間はこの世にたった一人しかいない。 だから大事にしないといけないし、 いい加減に生きてはいけない。 渡辺和子 「自分は唯一無二の存在、一度しかない人生、 一瞬一瞬を精一杯生きるべきである」。 ということであろうか。 人間としてど…

自分をなじる時には、ご自分を優しい目で見ておあげなさい。そうすれば心も優しくなる 渡辺和子

11月30日 「どうしてお前はそんな馬鹿なことをしたのか」「お前としたことが」と自分をなじったりすることがたくさんあります。 その時、一人ひとり、ご自分の傍らに立って、ご自分を優しい目で見ておあげになると、まず顔が優しくなります。 そして心も優し…

なるべき自分の姿、つまり理想像に近づけていくことこそ、 人間一生の間の課題 シスター 渡辺和子

11月29日 他人の評価によって上がりもせず、下がりもしない自分の姿を見極め、 その自分を一歩一歩、なるべき自分の姿、つまり理想像に近づけていくことこそ、 人間一生の間の課題なのです。 美しい人に 新装版―愛はほほえみから 作者: 渡辺和子 出版社/メー…

人間の行動というものはその人の自己概念に基づいて起こされます。シスター 渡辺和子

11月28日 「人間の行動というものはその人の自己概念に基づいて起こされます。 だから、その人の行動を変えるためには、 その人の自己概念から変えていかないといけないわけです」。 ※雑感 事象、現実は人の見方によって変わるものです。十人十色です。 ∴生…

愛は信じあっている時、美しい。 渡辺和子

11月27日 私以外のものを見つめていることに嫉妬することなく、 その人の世界の広がりを共に喜ぶことができるためには、 信じるという英雄的行為が必要となってくる。 信頼の無い愛は長続きすることができない。 愛は信じあっている時、美しい。 愛をつかむ―…

神様が植えてくださったところで"咲いていること"が大切 渡辺和子

11月26日 「呼ばれた」がゆえに、そこに赴く、それが私たちの生活だと思っています。 そして、置かれたところで"咲いていること"が大切なのです。 神様が植えてくださったところで、自分がその「お召し」に相応しかったか否かは、一生の終わりにしかわからな…

人は愛情を受けて育ちますけれども、孤独の中でも育ちます。渡辺和子

11月25日 孤独というものは決して悪いものではありません。 むしろ孤独の中で人は成長していくのです。 愛情を受けて人は育ちますけれども、孤独の中でも育ちます。 ・人間としてどう生きるか 人間としてどう生きるか 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: PHP研…

思うままにならないからこそ、人間は、自分の「分際」を思い知り、他人の弱さにも寛容になれる。 渡辺和子

11月24日 思い通りに行かない時間があり、人生が思うままにならないからこそ、人は、人間より大きなものの前に、へり下り、その計らいに委ねる心が起きるのだ。 思うままにならないからこそ、人間は、自分の「分際」を思い知り、他人の弱さにも寛容になれる…

開かれた自分、自由でおおらかな自分である為には  キリスト教カトリック修道女 渡辺和子

11月23日 開かれた自分、自由でおおらかな自分である為には、まず「見せかけの自分」と「あり のままの自分」の間にあるギャップを検討し、取り除いていかなければならない。 目に見えないけれど大切なもの―あなたの心に安らぎと強さを (PHP文庫) 作者: 渡辺…

念じながら、祈りながら生きることは一 生の充実をもたらすものとなる。

11月22日 今日に心を込めて生きるということは、とりも直さず、その二十四時間を構成している 「今」を大切にして生きるということであり、今の心と書いて「念」という字になるよ うに、念じながら、祈りながら生きることは、次の瞬間を、またその積み重ねで…

与えられた一生の間に「人間を超える者と出会うこと」これこそが、究極の「素敵な出会い」です。

11月21日 与えられた一生の間に、自分自身と出会い、他人と出会い、それらの出会いを通して、 多分人間にとって最高の出会い―大いなる慈愛に溢れた、人間を超える者と出会うこと ―これこそが、究極の「素敵な出会い」と呼ばれるものではないでしょうか。 愛…

新しくなりたいと思ったら早く寝よう。"Tomorrow is another day."

新しくなりたいという気持ちを持つときがあります。 他人から意地悪されたり、ひどいことを言われたりしてすごく淋しい一日もあるし、自分自身に愛想をつかす一日もあります。 そんな時には、早く寝てしまう。 そして翌朝、新しく目を覚ます。 覚ましたいと…

11月19日 一人で生まれ、一人で死んでいかなければならない人間は、その生涯の間、触れ合いを求め続けて生きている。 その触れ合いが、絶えず新鮮であるためには、ふれあえるだけの近さと共に、触れ合いが実感として、感じられる距離も無ければならない。 『…

祈り続けているのにその願いが叶えられない人には「切なく辛い思い」をすることが必要なのでしょう。渡辺和子

11月18日 祈り続けているのにその願いが叶えられない人には「切なく辛い思い」をすることが必要なのでしょう。 それが必要だったと理解できるのはまだまだ先のことになると思います。 信仰というのは、その間の"闇の時間"を光の存在を信じながら生きることと…

考えるということこそ人間の尊厳

11月17日 考えるということこそ人間の尊厳の所由であり、考えた末、選ぶことに人間の自由の本質がある。 『愛と励ましの言葉366日』PHP研究所 渡辺 和子 より ※考(かんが)える葦(あし) パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本…