「悪いこと起きても全部感謝しよう」と俳優の船越英一郎
俳優の船越英一郎(57)が24日、都内で行われたテレビ東京ドラマ特別企画『テミスの剣』(27日放送 後9:00)の制作発表会見に出席し、記者から「自分の信念は?」と質問を受けると「悪いこと起きても全部感謝しよう」とほほ笑みながら語った。
「世の中にはいろんなことが起きます。すてきなこともあれば、とんでもない悪いこともある。自分が想像しないような事態が起きます」。そう切り出した船越は「悪いことが起きても全部感謝しようと。いろんなことが起きて、それを乗り越えると、その前よりすてきな自分がいて、強くなる自分がいる。悪いこと起きても全部感謝しよう。
ひどいことを言われても、言った人に感謝しよう。悪くても感謝という言葉を隣に携えている」と語った。
『「悪いこと起きても全部感謝しよう」とほほ笑みながら話した』。
今ある自分ともっと良くなる自分に感謝、素晴らしい。
普通ならば悪いことが起ると「どうしてこんなことになるのか、自分はなんて不幸なんだろう」と悲しみに暮れるものである。
そして心が折れてしまうものである。やけ酒を飲みたい心境である。
それを感謝するというのだから素晴らしい。降りかかる不幸さえもプラスに考えて生きていこうとする俳優の船越英一郎は偉いね。
役者としての肥やしにしてしまうところに船越英一郎の人間的深みが感じ取られる。
なかなかできることではない。かくありたいものである。
更に「ほほ笑みながら」というところに注目したい。俳優タレントは自分に都合の悪い話になると、表情をこわばらせたり、避けたりするのもだがアルカイックスマイルとは恐れ入った。
船越英一郎は凛として美しい。
★船越英一郎
船越 英一郎(ふなこし えいいちろう、1960年7月21日 - )は、日本の俳優、タレント、司会者。本名、船越 栄一郎(読み同じ)。ホリプロ所属。
神奈川県足柄下郡湯河原町出身。日本大学三島高等学校、日本大学藝術学部映画学科卒業(同級生に真田広之がいる)。
身長 181 cm
血液型 B型
父は俳優の船越英二、母は長谷川裕見子。大叔父は長谷川一夫(後妻・飯島繁が英一郎の祖母・飯島まつの妹)。伯父は三島謙(本名:船越栄太郎)。妻は女優の松居一代。母方の曾祖父は鉄道工事で一時名を成した飯島組創業者の飯島次郎。妹は平野洋子。
趣味はアニメビデオの収集や漫画。
2時間ドラマへの出演が顕著で、在京民放5局の2時間ドラマ全てに主演作品がある唯一の俳優と言われる。その出演回数の多さから「2時間ドラマの帝王」や「サスペンスドラマの帝王」[2]、「ミスター2時間ドラマ」などの異名を持つ。
●略歴
1982年に石井ふく子プロデュース『父の恋人』でデビュー。
1997年に、芸名を船越英一郎に改名。
2001年に松居一代と結婚。船越は初婚だったが、松居は再婚で連れ子もいた。
2006年、毎年11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで贈られる『パートナー・オブ・ザ・イヤー』を松居と共に受賞した。
●主な作品
テレビドラマ
『火災調査官・紅蓮次郎』(2時間ドラマ初主演作)
『狩矢警部シリーズ』
『その男、副署長』
●CM
三菱東京UFJ銀行(2006年 - 2007年)
千葉銀行
麒麟麦酒「白麒麟」(2007年)
TOTO 「ネオレストハイブリッド」(ウォシュレット一体型便器)(2009年)
八幡物産「北の国からのブルーベリー」
アデランス (2015年 - )